キキとラライはもともとスイーツが似合うキャラクターだ
ガチャガチャを毎週巡りながらキキ&ララのグッズを見ていると、ひとつのことに気づく。この双子の天使たちは、甘いものとの相性が抜群だ。パステルカラーの世界観、ふんわりしたシルエット、星と月のモチーフ。チョコレートやマカロン、ケーキといったスイーツのビジュアルと並べたとき、違和感が全くない。
リトルツインスターズはゆめ星雲の思いやり星で生まれたふたごのきょうだい星で、立派に輝く星になるために遠い星の国からやってきた。お姉さんのララは怖がりでちょっぴり泣き虫、弟のキキは好奇心旺盛でちょっぴりあわてんぼうでいたずら好きという設定を持つ。
1975年の誕生から半世紀が経ったキャラクターが、バレンタインやスイーツ文化と結びつき続けているのは、そのデザインの普遍性によるものだ。チョコレートという季節のギフト文化が、キキ&ララのかわいさを毎年引き寄せてくる。
明治×サンリオ バレンタインコラボ2026
明治は2026年のバレンタインデーに向けて、サンリオのキャラクターのかわいいチョコレートが作れるオリジナルチョコ型をプレゼントするキャンペーンを2026年1月6日から実施した。
対象商品は明治ミルクチョコレート、明治ハイミルクチョコレート、明治ブラックチョコレート、明治ホワイトチョコレートで、景品としてハローキティ、ポムポムプリン、シナモロール、ポチャッコ、バッドばつ丸、こぎみゅんの6キャラクターが入ったチョコ型が1個贈られる内容だった。
このコラボではキキ&ララはラインナップに含まれていなかった。しかしサンリオとチョコレートメーカーが連携してバレンタイン企画を展開するという動きは毎年続いており、キキ&ララが今後同様のキャンペーンに登場する可能性は十分にある。ガチャガチャと直接つながる形ではないが、チョコレートを通じてサンリオキャラクターへの関心が高まる時期にキキ&ララ関連のガチャを回す人が増えるという動線は確実に存在する。
キキ&ララのスイーツ系グッズとガチャガチャ
バレンタインの時期に合わせて展開されるキキ&ララグッズの中に、ガチャガチャやシークレット系の商品がある。
サンリオのフレームデザインシリーズとして「シークレットマスコット(全8種)」が990円で展開されており、キキ&ララのいろいろなポーズと表情が楽しめるマスコットだ。それぞれのキャラクターが描かれたアクリルチャーム付きで、シークレットタイプのため中身を選ぶことはできない。全種類1つずつ揃ったコンプリートセットでの購入も可能だ。
990円という価格で中身がわからないシークレット仕様というのは、ガチャガチャの構造と同じだ。サンリオショップで販売される商品だが、「何が入っているかわからない」というランダム体験がコレクター欲を刺激する設計になっている。
また、むにゅぐるみパティオからはリトルツインスターズのいちご新聞バレンタインとして、むにゅぐるみマスコット キキ・ラライが展開されており、バレンタインの時期限定のコレクションとして登場している。
いちご新聞バレンタインというネーミングはサンリオの長寿ファン向け媒体「いちご新聞」との連携で、バレンタイン時期の特別版として毎年異なるデザインが展開される。この時期のキキ&ララグッズはチョコレートやハート、星といったバレンタインモチーフを纏った特別感があり、通常期のガチャガチャとは異なる需要を持つ。
ガシャポンのキキ&ララ エコバッグ:スイーツ柄デザインの人気
この会話の冒頭で書いたキキ&ララ エコバッグガチャガチャも、スイーツ・チョコレートの文脈と関係がある。
リトルツインスターズのエコバッグが2026年3月に待望の再販で展開された。
エコバッグのデザインにはユニコーン柄をはじめ、キキ&ララの世界観を詰め込んだ複数のデザインが展開されており、スイーツや甘いものを買うときに使いたくなるデザインのものがある。チョコレートを買って帰るエコバッグがキキ&ラライというのは、バレンタインの使い方として想像するだけで絵になる。
ピューロランドのキキ&ララフード
サンリオピューロランドではキキ&ララ関連のフード商品が展開されており、テーマパーク内でしか手に入らない限定フードが定期的に登場する。
ピューロランドのキキ&ララフードはケーキ・マカロン・クレープといったスイーツ系が多く、チョコレートとの組み合わせも毎年バレンタインの時期に特別メニューが組まれる。ガチャガチャとは別のカテゴリだが、キキ&ララとスイーツの関係を体感できる場所として、グッズコレクターがガチャと合わせて楽しむ場所になっている。
キキ&ラライとチョコレートが交差するバレンタインという季節
ガチャガチャを毎週巡っていると、2月前後にサンリオ系の棚が賑やかになることを感じる。ハートのモチーフ、パステルカラーの配色、「誰かにあげたい」という気持ちを刺激する設計のグッズが増える。
キキ&ラライはその中でも、バレンタインという季節と特別な親和性を持つ。双子の天使が贈り物を持っているビジュアルは、チョコレートをあげる・もらうという行為と自然に重なる。1975年生まれのキャラクターが2026年のバレンタインにも引き合いが多い理由は、そのデザインが「贈る気持ち」を喚起する力を持っているからだ。
キキ&ラライのチョコレート関連グッズを集めたいなら、バレンタイン直前の1月中旬から2月上旬が最も商品の選択肢が多い時期だ。サンリオオンラインショップ、むにゅぐるみパティオ、バンダイガシャポンの三つのルートを並行してチェックすることで、その年にしか手に入らない限定品を見逃しにくくなる。

