メダリストというフィギュアスケート漫画
フィギュアスケートを題材にした漫画が、これほどガチャガチャの世界と深く結びつくとは思っていなかった。ガチャガチャを毎週巡り歩く中で、キタンクラブの筐体にメダリストのアクリルスタンドが並んでいるのを見た瞬間、このIPの広がりをあらためて感じた。
メダリストは講談社のアフタヌーンで連載されているフィギュアスケートを題材にした漫画で、元フィギュアスケート選手でオリンピック金メダリストが登場し、コーチとしての奮闘と選手の成長を軸に展開されている。
スポーツ漫画のガチャガチャは特定のシーンやキャラクターへの愛着が強い読者層を持つため、コレクション欲が動きやすい。メダリストはその中でもキャラクターの個性が立っていて、誰が好きかという話がファン間で盛り上がりやすい。それがガチャガチャの設計とよく合っている。
メダリスト アクリルスタンド・キーホルダー(キタンクラブ)
メダリストのガチャガチャとして最初に登場したのが、キタンクラブの「メダリスト アクリルスタンド・キーホルダー」シリーズだ。
ラインナップは結束いのり、明浦路司、狼嵜光、三家田涼佳、喜び GOE+5・コムキコムキ、PENKUMA・LOVEの全6種。講談社のアフタヌーン掲載作品のカプセルトイ展開として登場した。
全6種という構成の中に、キャラクター単体のデザインだけでなく、「喜び GOE+5」「PENKUMA・LOVE」という作品独自のモチーフが含まれているのが面白い。フィギュアスケートの採点要素であるGOE(出来栄え点)をネタにした種は、原作をちゃんと読んでいる読者にしかわからない遊び心が込められている。ガチャガチャでこういう「知っている人にだけ刺さる」種が入っているのは、コレクターとして嬉しい設計だ。
再販情報
2025年2月第4週の初回発売後、好評につき同年4月11日より再販が行われた。再販の取り扱い店舗はガシャここヤマダデンキ各店、gashacocoコーチャンフォー各店など、キタンクラブが展開する全国のガシャここ・gashacoco設置店舗で順次発売された。北海道・九州・沖縄地方は4月18日より順次発売という形での展開だった。
でふぉラバ! メダリストキーホルダー:2026年の新展開
2026年3月23日週に「でふぉラバ! メダリストキーホルダー」が発売された。でふぉラバシリーズはデフォルメされたキャラクターをラバー素材で立体化したキーホルダーシリーズで、メダリストのキャラクターたちがデフォルメタッチで登場した。
でふぉラバシリーズは造形の親しみやすさと手触りのよさが特徴で、アクリルスタンドとは全く異なる使い方の楽しさがある。バッグに付けてフィギュアスケートの世界観を日常に持ち込む、というコンセプトが貫かれている。
キャラクターを理解してから選ぶ楽しさ
メダリストのガチャガチャを選ぶとき、キャラクターを知っているかどうかで選び方が変わる。
結束いのりは物語の主役で、フィギュアスケートへの情熱と才能を持つ少女だ。明浦路司はコーチとして彼女と向き合う、遅咲きのスケーター経験を持つ男性で、物語の感情的な核心にいる。狼嵜光はライバルとして登場し、いのりとの関係が物語に緊張感をもたらす。
6種のうち誰を手元に置きたいかという問いは、そのままメダリストというタイトルに対してどのキャラクターとの接点が深いかという問いだ。
設置場所の探し方
キタンクラブのガチャガチャ商品はバンダイガシャポンとは別の流通網を持っており、設置場所の調べ方が少し異なる。
キタンクラブが展開する筐体ブランド「ガシャここ」「gashacoco」の設置店舗が主な入手先だ。
キタンクラブの公式サイトでは再販取り扱い店舗の情報が都道府県別に掲載されており、ガシャこことgashacocoの設置店舗一覧から近くの取り扱い店を確認できる。イオンモール内への設置が多いため、最寄りのイオンモールから当たるのが効率的だ。
もう一つの入手経路として、キタンクラブの公式オンラインストアが使える。在庫がある場合は通販での購入が可能で、近くに設置店がない地方でも手に入れやすい。
フリマアプリでは「メダリスト アクリルスタンド キタンクラブ」で検索すると単品とフルコンプセットの出品が見つかる。楽天市場ではフルコンプ全6種セットの取り扱いもあり、確実に全種揃えたい場合はまとめ購入が手間を省ける。
メダリストのグッズ展開が広がっている理由
フィギュアスケートという競技の「ビジュアルとしての強さ」が、グッズ展開に向いている理由だと思う。衣装の美しさ、ポーズの劇的さ、氷上での輝き。スポーツの中でもアート的な要素が強く、キャラクターを描いたときのイラストに映える要素が多い。
アクリルスタンドというグッズカテゴリがメダリストと特に相性がいいのはそのためで、フィギュアスケートの衣装と動きをアクリルの平面に落とし込んだとき、独特の美しさが出る。キタンクラブが最初にアクリルスタンドでメダリストを商品化したのは、そのことをよくわかった選択だったと思う。

