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ミニミニカードダスのガチャガチャ全シリーズ解説!SDガンダム・ドラゴンボールの価格と内容

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カプセルを開けたら、筐体が出てきた

ガチャガチャを回して出てきたカプセルの中に、ガチャガチャの筐体が入っている。しかもそれが実際に動く。横のローラーを回せばミニミニサイズのカードが出てくる仕組みで、れっきとした遊べる玩具だ。

ミニミニカードダスを初めて手にしたとき、正直ちょっとおかしな気持ちになった。ガチャガチャでガチャガチャ筐体が出てくるという構造の面白さ。でもそれ以上に、あの昔のカードダス自販機の記憶がぼわっと戻ってきて、そっちの方向に気持ちが動いた。

小学生のころ、コンビニや駄菓子屋の前にあったカードダス自販機。100円玉を入れてレバーを回すと、ずるっとカードが出てきた。ドラゴンボールのカードが出るたびに、当たりかどうかを確認するドキドキがあった。その体験が手のひらサイズになって返ってきたのが、このシリーズだ。

カードダスとは何だったか

ドラゴンボールといえば30代から40代のリアタイ世代が学生だった時代にはクラスのほぼ全員が視聴していたほどの超絶な人気を誇り、その関連商品としてカードダスも絶大な人気を集めた。

カードダスは1988年にバンダイが発売した自動販売機式のカードコレクションシステムで、1枚30円から始まりやがて100円になった。ドラゴンボール、SDガンダム外伝、セーラームーン、遊戯王など、時代のコンテンツがすべてカードダスになっていた。コンビニや駄菓子屋の軒先に鎮座したあの機械は、当時の子どもたちの聖地だった。


ミニミニカードダスの全シリーズ

SDガンダム外伝シリーズ

ミニミニカードダスの第一弾として2023年7月に登場したのがSDガンダム外伝シリーズだ。

実際に遊べるミニミニカードダスが復活し、手のひらサイズの筐体とミニミニカードのセットとして展開された。SDガンダム外伝第1シリーズのジークジオン編より全8種がラインナップした。発売は2023年7月第3週、価格は税込500円だ。

ラインナップはラクロアの勇者A・B、伝説の巨人C・D、アルガス騎士団E・F、光の騎士G・Hの全8種で、1カプセル1セット入り。本体1個にカード6枚が同梱されており、ホロカードが1枚含まれる。

第2弾として2023年11月に「騎士ガンダム物語編」が発売され、第3シリーズの聖機兵物語編は2024年5月第2週に発売。1セットにホロカード2枚を含む合計12枚のミニミニカードが付いた大ボリュームの内容になっており、価格は同じく税込500円だ。

弾を重ねるごとにカードの枚数が増えているのは、シリーズへの期待に応えた改良だ。初弾の6枚から12枚へ。同じ500円でも内容の密度が上がっている。

ドラゴンボールカードダスシリーズ

ドラゴンボールカードダスは2023年8月第1週に発売。格闘技大決戦、大激闘!!ナメック星、激震!!超サイヤ人の全3種がラインナップし、価格は税込500円だ。

各種のレアカードは、格闘技大決戦編が孫悟空幼少期、大激闘!!ナメック星編が孫悟空超サイヤ人、激震!!超サイヤ人編が孫悟空界王拳というラインナップになっている。

ドラゴンボール編で「どの種類のマシンを引くか」という問いは、そのままレアカードを引ける確率に直結している。コンプリートを目指しつつ、引いた筐体のカードを楽しむというダブルの遊び方ができる設計だ。

2弾は2024年2月第3週に発売。激闘!サイヤ人、戦慄!!フリーザ超変身、戦慄!!人造人間起動の全3種ラインナップで、価格は税込500円だ。


令和版ミニミニカードダスの改良点

昔のミニミニカードダスはバネがむき出しになっており破損しやすいことが弱点だったが、令和版ミニミニカードダスはその弱点をしっかり克服している。横のローラー部分を回せばカードが出てくる仕組みはそのままに、壊れにくい設計になっている。

昭和のカードダス筐体のミニチュアは過去にも商品化されてきたが、当時のものは「壊れる前提」のつくりだった。令和版は500円という価格に見合うだけの耐久性を持って再設計されている。子どものころに壊してしまった記憶がある人間としては、このアップデートは地味に嬉しい。


500円という価格をどう見るか

昔を知っている人は1回100円だったミニミニカードダスが今では5倍になっているので割高感を感じてしまう人もいると思うが、筐体が壊れにくいように進化しているので、金額に見合うだけの商品となっている。

100円が500円になったのは確かだ。でもこれは単純な値上げとは少し違う話をしている。あの100円は「カードを1枚買う」体験だった。500円のミニミニカードダスは「カードダス筐体を所有して、自分の机の上でカードを引き続ける」体験だ。そもそも別のものを買っている、と捉えると、割高感よりも「なるほど」という気持ちになる。

机に置いてある筐体のローラーを気が向いたときにくるっと回す。その瞬間の小さな期待感は、当時コンビニの前で感じたそれと根っこが同じだ。


入手方法と現在の状況

ミニミニカードダスはバンダイガシャポン扱いの商品で、全国の筐体で展開された。SDガンダム外伝シリーズ・ドラゴンボールシリーズともに発売から時間が経過しているため、現在は通常筐体での入手が難しいケースもある。

バンダイガシャポンオフィシャルショップや、ガシャポンのデパートといったバンダイ系専門店では再販・在庫確認ができることがある。ガシャポン公式サイトの「ガシャポンどこ?」で通信機能付き筐体のある店舗を検索して在庫状況を確認するのが確実だ。

フリマアプリでは各シリーズの単品・コンプセットともに出品が続いている。SDガンダム外伝の特定シリーズや、ドラゴンボールのレアカード付きセットは若干高めになることがある。未開封で筐体を保管したい人もいれば、カードだけ抜いて遊んでいる人もいる。どちらの状態で出品されているかを確認してから購入したい。


ミニミニカードダスが刺さる理由

ガチャガチャを毎週巡っていると、「これは自分たちの世代に向けて作られた商品だな」とわかる瞬間がある。ミニミニカードダスは、その感覚が最もダイレクトに来た商品の一つだ。

コンテンツへの愛着だけでなく、「カードダス自販機」という体験装置への愛着がある。あの機械の前に立つ気持ちが、手のひらサイズになって返ってきている。SDガンダム外伝のカードを集めていた記憶がある人間が、ガシャポンのカプセルを開けて同じ絵柄のカードを手にしたとき、その重なりはじんわりと来る。

ガチャガチャというメディアの強みは、「小さく、手頃に、手元に置ける」という点にある。ミニミニカードダスはそれに加えて「実際に動かせる」という体験を加えた。カプセルトイとして見ても、昭和レトログッズとして見ても、現役の遊べるおもちゃとして見ても成立している商品だ。

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